Article: わたしとトリコテ vol.10
わたしとトリコテ vol.10
いつもの暮らしに彩りとアクセントをプラスする「トリコテ」は、暮らしの中でどのような佇まいを見せるのでしょう? 「トリコテ」のアイテムをセレクトしていただき、もの選びのルールを伺う「わたしとトリコテ」。10回目のゲストはミュージシャン・アーティストのショコラさんです。
幼少期はモデル、90年代後半からはミュージシャンとしての活動をスタート。現在はハンドメイドのアクセサリーブランドも手がけるショコラさん。ベリーショートの黒髪にキュートな着こなしで、小学生の男の子のママになった今も変わらない魅力にあふれています。
「リサイクルショップや古着屋さんに通ったり、海外のネットショップを見て、掘り出しものを見つけるのが大好き。今日着ているのもセカンドハンドショップで見つけた、ブランドもわからないニットなんです。自分で服を作らないの?とも言われますが、素敵な古着と出合って、こういうのもいいかも、と新しい自分を発見をするのが楽しいんです」
白や黒、グレーのモノトーンカラーをベースに、アクセサリーや靴下などの小物でカラフルな色や柄を取り入れるのが好きだというショコラさん。「トリコテ」の靴下はそんなおしゃれにもぴったりで、もともと愛用していたのだそう。
「『トリコテ』の靴下は色が楽しく、パターンもおもしろいし、素材感も大好き。シンプルな装いのポイントに『トリコテ』の靴下を選ぶことが多く、たくさん持っています。靴下を見せたくて、甲の部分が開いているストラップシューズを選びがちですね」
今回、そんなショコラさんに家族3人ではいてもらったのは、「PAINT LINK SOCKS」。ピンクやブラウンのジグザグペイントは、繊細な色のグラデーションを表現するため、3Dプリンターで360度つなぎ目なしでプリントされています。
ショコラさんと息子さんは、黒いパンツがおそろい。パープルのフーディーの明人さんとも、合わせたように見事なリンクコーデになっています。
「色が好きなので、靴下もいつもカラフルなものをはいています。それぞれ好きな服を買って着ているけれど、趣味が近いのか、自然とかぶることが多いですね。息子はミニショコラみたい(笑)。今のところはこだわりがなく、ショコラが選んだ服を着ています」とパートナーの明人さん。
ショコラさんが選んだバッグは、トートバッグとしてもリュックとしても使える2WAY。ニット素材とラッセル生地の異素材を組み合わせ、軽くて丈夫。ポケットが充実していて機能的なので、家族とのおでかけにもぴったりです。
「まだ子どもと一緒に出かけることが多く、荷物が多いので、リュックがあると便利。モノトーンのカラーに、ちょこっと入ったブルーがポイントになっていて、私の好みにぴったり。機能的なのにかわいくて、毎日使いたくなりますね」
鎌倉の近くに引っ越しして、もうすぐ1年というショコラさん。今回撮影場所に選んだ、鎌倉駅前にある「POMPONCAKES GARE(ポンポンケークス ギャレ)」は、お気に入りのお店のひとつ。
「ケーキもすごくおいしくて、家族みんなこのレモンケーキが大好き。東京の友だちにお土産を買うと、みんなに喜ばれます。鎌倉は山も海も近く、おしゃれなカフェやお店もたくさんあってにぎやかだけれど、駅から少し離れると静かで落ち着いて、そのバランスがいい。自然に触れるのも楽しく、今は庭に遊びに来る鳥のことで頭がいっぱいなんです」
そう笑うショコラさんですが、現在自身が手がけるブランド『CORCHEA(コルチュア)』の新作を準備中だそう。
「チェリーウッドを使い、職人さんに作ってもらったオリジナル幾何学モチーフに、私がひとつひとつペイントしたアクセサリー。ピアスやイヤリングがメインでしたが、今リング熱が高まっていて、新しく丸いリングを試作してもらっています。柄や色をポイント的に取り入れたファッションをこれからも楽しんでいきたいですね」
Chocolat ショコラ
ミュージシャン・アーティスト。東京生まれ。
1997年にデビュー。2005年にパートナーの片寄明人さん(Great3)とのユニット「Chocolat & Akito」を結成。一点もののハンドメイドアクセサリー『corchea(コルチェア)』のデザインも手がける。
Instagram@corchea_tokyo
撮影協力
POMPONCAKES GARE
ポンポンケークス ギャレ
神奈川県鎌倉市御成町11-40 2F
営:10:00~18:00 月曜定休
Instagram@pomponcakes_gare
※山中タイキさんの個展は現在終了しています。
Photo & Design : Nozomi Nishi
Text & Edit : Mayumi Akagi
わたしとトリコテ vol.10